第2回 そのぎ茶アンバサダー初級講座@長崎市・楽ギャラリー

これまでの活動

この日は、長崎市で最もにぎやかなショッピングストリート・浜んまち商店街にある「楽ギャラリー」にて、第2回そのぎ茶アンバサダー初級講座を開催いたしました。

今回の会場となったのは、楽ギャラリー
楽ギャラリーは、長崎を紹介する季刊誌「楽(らく)」を発行するイーズワークスさまが運営するギャラリー。

楽ギャラリーのエントランスには、季刊誌「楽」が展示されており、バックナンバーには、そのぎ茶の紹介もあります。

こんなステキな場所で、第2回そのぎ茶アンバサダー初級講座を開催せていただきました。

楽ギャラリーの1階エントランス。おしゃれですね〜。
エレベーターで4階に上がるとさらに雰囲気が高まります。
ギャラリーのエントランスには季刊誌「楽」のバックナンバーを手に取ることができます。待ち時間すら愛おしくなります。
季刊誌「楽」のバックナンバー41号では、そのぎ茶特集が!

そのぎ茶アンバサダー初級講座は、90分のプログラムで、前半40分はプレゼンテーションを見ながら、日本茶の歴史、種類、そして、そのぎ茶についてのレクチャーを受けていただきます。

またレクチャーの時間には、5種類のそのぎ茶を飲みながら、お話を聞いていただきますので、とてもなごやかな雰囲気。

ご参加下さった皆さんは、講師である西田春菜さんのお話を熱心に聞いてくださり、たくさんのメモを取られていました。

とてもなごやかな雰囲気のそのぎ茶レクチャー。
そのぎ茶レクチャーを聴きながら、5種類のそのぎ茶を楽しむ。
5種類のそのぎ茶の茶葉をあてっこするアンバサダーのお二人
この6種類がそれぞれ何のお茶か分かりますか?(ヒント:どれも美味しい。笑)

レクチャーが終わると後半50分は、ワークショップの時間。
ここでは、そのぎ茶の淹れ方を皆さんが実践していただきました。

ワークショップで淹れるお茶は、東そのぎで最も生産量の多い玉緑茶。

この日ご用意した玉緑茶は、日本茶AWARD2023で審査員奨励賞を受賞した、近藤農園のたまゆら。東そのぎの新進気鋭の茶農家さんの玉緑茶です。

日本茶AWARD2023審査員奨励賞を受賞した近藤農園の玉緑茶「たまゆら」

この玉緑茶の淹れ方3種類を実践しました。

まず初めの淹れ方が、水出し玉緑茶。
水出しの玉緑茶で大事なことは、いくつかありますが、最も大事なことの一つは、水の温度。できるだけ低い温度で淹れるほうが美味しくなるので、今回は茶葉、そして氷をあらかじめ入れたフィルターインボトルに水を入れていきます。

玉緑茶(特にそのぎ茶)は、深蒸しで旨味が強いので、水出しでも短時間で抽出できるのが魅力です。
この日も抽出時間:約20分でこのように美しい水出し茶が楽しめます。

玉緑茶と氷を入れたフィルターインボトルに水を注ぐ
はじめは底に静かに沈んでいる玉緑茶
20分の抽出後の水出し玉緑茶。変化が見られません。
でもスノードームを揺らすように優しく揺らすと、ほらこのとおり♪水出し玉緑茶のできあがり!
淹れたての水出し玉緑茶をワイングラスにそそぎます。
見てるだけでも美味しそうですね〜。(実際に美味しい!全然しぶくない)
スノードームを揺らすように優しくボトルを揺らすそのぎ茶アンバサダーさま
飲むのが待ち遠しいですね〜。はやく飲みたい!
まずはそのぎ茶でカンパイ!
水出し玉緑茶の旨味を味わうそのぎ茶アンバサダーさま

そして続いては、急須を使っての玉緑茶の淹れ方。
急須での玉緑茶の淹れ方のポイントは、お湯の温度。

湯冷ましを使って、急須や茶碗を温めながら、お湯の温度を冷ましてから、お茶を抽出すると、あまくうまみの濃いお茶を淹れることができます。

日本茶AWARD2023審査員奨励賞を受賞した近藤農園の玉緑茶「たまゆら」
湯冷ましを使って、急須と茶碗を温めながら、お湯の温度をコントロールします。
お湯の温度を下げて、抽出すると玉緑茶の甘みを引き出すことができます。
抽出時間をはかりながら、玉緑茶を淹れるそのぎ茶アンバサダーさま。
「色がキレイ!」というオドロキの声も。
一煎目は、こんな色で出ます。(でも手返し次第で色もコントロールできるのが玉緑茶の面白いところ。)
2煎目は、さらにみどりが濃くなるのが、そのぎ茶の特徴。

そしてこの日のお茶菓子は、ほうじ茶カステラ。
もちろん使われているのは、そのぎ茶(西海園さんのほうじ茶パウダー)。

ほうじ茶カステラ。後味にほうじ茶の香りがただよいます。

そして3種類目の淹れ方が、急冷(きゅうれい)。
あまり馴染みのない淹れ方かもしれませんが、熱湯で入れた玉緑茶を氷で一気に急冷する淹れ方です。

この淹れ方は、「氷締め」とも呼ばれ、色が水出しに比べて、少し黄色みがかるのが特徴です。
そして香りが水出しよりも強く、キリッとした渋みがあります。

急冷(きゅうれい)では、熱湯で淹れた玉緑茶を氷入のボトルに注ぎ、氷締めにします。
氷で薄まるので濃いめに淹れるのが、急冷のポイント。
急冷で淹れると、少し黄金色になるので、さらに輝きが増す

玉緑茶の3種類の淹れ方を楽しくおいしく学んだのちには、修了証の授与。
今回、19名の新たなるそのぎ茶アンバサダー3つ星☆☆☆が誕生しました。

そのぎ茶アンバサダー・プロジェクトは、「そのぎ茶が好き♡」をカタチにするプロジェクトであるため、なるだけ多くのそのぎ茶ファンの方にご参加いただけるように、誰でも「そのぎ茶アンバサダー」になっていただける仕組みになっています。

つぶやけばアンバサダーの一つ星☆から、オンライン登録のふたつ星☆☆、そして初級講座を受講したら、三つ星☆☆☆と、☆が増えてゆく仕組みになっています。

ですので、今お読み下さっているあなたもこの場でアンバサダーになっていだけますので、ぜひオンライン登録しちゃってくださいね!(いきなりふたつ星☆☆ですよ♪)

そのぎ茶アンバサダー初級講座 修了証が、講師の西田春菜さんより一人ずつに手渡されます。
今回新たに初級講座を修了したそのぎ茶アンバサダー☆☆☆の皆さん(第1回目の9名様)
そしてこの日の2回目を修了した、そのぎ茶アンバサダー三つ星☆☆☆の10名様。

そしてこの日は、そのぎ茶まつりが、浜んまち商店街の楽ギャラリー前にて開催しておりましたので、そこでさらにそのぎ茶をお楽しみいただきました。

ここでは、全国茶品評会に出品した手摘みの玉緑茶をご賞味いただきました。

この日は、楽ギャラリーの前でそのぎ茶まつりを開催していたので、さらにそのぎ茶アンバサダー様限定のサプライズお茶会が。

第2回目は、初めての東そのぎの外でのそのぎ茶アンバサダー初級講座であったため不慣れなところもあったかと思います。

まだまだ始まったばかりのそのぎ茶アンバサダープロジェクトにご参加下さった19名のそのぎ茶アンバサダー☆☆☆の皆さま、本当にありがとうございます。

そして会場をこころよくご用意くださった楽ギャラリー(イーズワークス)さま、東彼杵町役場の村田さま、初級講座を手伝ってくださった東そのぎ特別町民で日本茶アドバイザーの大宮さま、長崎いけどき茶プロジェクトのマヨレイン、本当にありがとうございました。

次回は、いよいよ東京でのそのぎ茶アンバサダー初級講座です!
乞うご期待です♪

この日のそのぎ茶アンバサダーガールは、ゆいちゃん。いい笑顔やね〜!