この日は、長崎市で最もにぎやかなショッピングストリート・浜んまち商店街にある「楽ギャラリー」にて、第2回そのぎ茶アンバサダー初級講座を開催いたしました。
今回の会場となったのは、楽ギャラリー。
楽ギャラリーは、長崎を紹介する季刊誌「楽(らく)」を発行するイーズワークスさまが運営するギャラリー。
楽ギャラリーのエントランスには、季刊誌「楽」が展示されており、バックナンバーには、そのぎ茶の紹介もあります。
こんなステキな場所で、第2回そのぎ茶アンバサダー初級講座を開催せていただきました。
そのぎ茶アンバサダー初級講座は、90分のプログラムで、前半40分はプレゼンテーションを見ながら、日本茶の歴史、種類、そして、そのぎ茶についてのレクチャーを受けていただきます。
またレクチャーの時間には、5種類のそのぎ茶を飲みながら、お話を聞いていただきますので、とてもなごやかな雰囲気。
ご参加下さった皆さんは、講師である西田春菜さんのお話を熱心に聞いてくださり、たくさんのメモを取られていました。
レクチャーが終わると後半50分は、ワークショップの時間。
ここでは、そのぎ茶の淹れ方を皆さんが実践していただきました。
ワークショップで淹れるお茶は、東そのぎで最も生産量の多い玉緑茶。
この日ご用意した玉緑茶は、日本茶AWARD2023で審査員奨励賞を受賞した、近藤農園のたまゆら。東そのぎの新進気鋭の茶農家さんの玉緑茶です。
この玉緑茶の淹れ方3種類を実践しました。
まず初めの淹れ方が、水出し玉緑茶。
水出しの玉緑茶で大事なことは、いくつかありますが、最も大事なことの一つは、水の温度。できるだけ低い温度で淹れるほうが美味しくなるので、今回は茶葉、そして氷をあらかじめ入れたフィルターインボトルに水を入れていきます。
玉緑茶(特にそのぎ茶)は、深蒸しで旨味が強いので、水出しでも短時間で抽出できるのが魅力です。
この日も抽出時間:約20分でこのように美しい水出し茶が楽しめます。
そして続いては、急須を使っての玉緑茶の淹れ方。
急須での玉緑茶の淹れ方のポイントは、お湯の温度。
湯冷ましを使って、急須や茶碗を温めながら、お湯の温度を冷ましてから、お茶を抽出すると、あまくうまみの濃いお茶を淹れることができます。
そしてこの日のお茶菓子は、ほうじ茶カステラ。
もちろん使われているのは、そのぎ茶(西海園さんのほうじ茶パウダー)。
そして3種類目の淹れ方が、急冷(きゅうれい)。
あまり馴染みのない淹れ方かもしれませんが、熱湯で入れた玉緑茶を氷で一気に急冷する淹れ方です。
この淹れ方は、「氷締め」とも呼ばれ、色が水出しに比べて、少し黄色みがかるのが特徴です。
そして香りが水出しよりも強く、キリッとした渋みがあります。
玉緑茶の3種類の淹れ方を楽しくおいしく学んだのちには、修了証の授与。
今回、19名の新たなるそのぎ茶アンバサダー3つ星☆☆☆が誕生しました。
そのぎ茶アンバサダー・プロジェクトは、「そのぎ茶が好き♡」をカタチにするプロジェクトであるため、なるだけ多くのそのぎ茶ファンの方にご参加いただけるように、誰でも「そのぎ茶アンバサダー」になっていただける仕組みになっています。
つぶやけばアンバサダーの一つ星☆から、オンライン登録のふたつ星☆☆、そして初級講座を受講したら、三つ星☆☆☆と、☆が増えてゆく仕組みになっています。
ですので、今お読み下さっているあなたもこの場でアンバサダーになっていだけますので、ぜひオンライン登録しちゃってくださいね!(いきなりふたつ星☆☆ですよ♪)
そしてこの日は、そのぎ茶まつりが、浜んまち商店街の楽ギャラリー前にて開催しておりましたので、そこでさらにそのぎ茶をお楽しみいただきました。
ここでは、全国茶品評会に出品した手摘みの玉緑茶をご賞味いただきました。
第2回目は、初めての東そのぎの外でのそのぎ茶アンバサダー初級講座であったため不慣れなところもあったかと思います。
まだまだ始まったばかりのそのぎ茶アンバサダープロジェクトにご参加下さった19名のそのぎ茶アンバサダー☆☆☆の皆さま、本当にありがとうございます。
そして会場をこころよくご用意くださった楽ギャラリー(イーズワークス)さま、東彼杵町役場の村田さま、初級講座を手伝ってくださった東そのぎ特別町民で日本茶アドバイザーの大宮さま、長崎いけどき茶プロジェクトのマヨレイン、本当にありがとうございました。
次回は、いよいよ東京でのそのぎ茶アンバサダー初級講座です!
乞うご期待です♪