【イベントレポート】あなたの推し茶は?!

福岡県における「そのぎ茶」の認知度※1はどのくらいあると思いますか?


正解は19.5%です。長崎県では85.5%もの認知度がありますが、ひとつ県を挟んでしまうとこんなにも認知度が激減しているのが現状です。今回はそのぎ茶を福岡県在住の方や観光客そして海外からのインバウンドのお客様へ向けたイベントとして開催しました!

※1 令和6年度東彼杵町実施 「そのぎ茶認知度調査」

推し茶総選挙

この企画では、「そのぎ茶」は「蒸し製玉緑茶」という製法で作られたお茶であるいう製法の違いを感じていただくために企画したイベント内容です。日本で最も一般的に飲まれている緑茶※1は「煎茶(せんちゃ)」という製法のお茶で、福岡県で飲用率の高い八女茶や知覧茶※2はこの煎茶に該当します。

実は生葉(収穫されたばかりの茶葉)から荒茶(生葉を揉みながら乾燥させた段階の茶葉)までの製造工程が違うだけで、お茶を淹れたときの色・味・香りの特徴に大きな違いがでてきます。今回はこの製法の違うお茶を用意することで、同じ「緑茶」でも色・味・香りの違いを楽しんでいただき、美味しいお茶や好みのお茶に投票いただく企画です。

もちろん、お茶の産地名や銘柄という先入観にとらわれえてほしくないので、あえて産地名と銘柄を伏せた状態で行いました。※3

※1 参照:農林水産省HP(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1704/spe1_01.html
※2 令和6年度東彼杵町実施 「そのぎ茶認知度調査」

※3 茶葉の価格については100gあたり1,500円程度で統一しています。

P.S. この企画ですが、名前を伏せているため当然そのぎ茶が一番人気になるとも限りません…。
   イベントを企画した関係者は当日、投票状況をチラチラ見ながらの運営となりました(笑)

さてイベント2日間の投票結果です!!

↑5/9(土)の結果

↑5/10(日)の結果

このような結果となりました!

今回用意したお茶は番号順に
①そのぎ茶(蒸し製玉緑茶) 1201票
②八女茶(玉露)       871票
③知覧茶(煎茶)       774票


来場者の方の好みもあり、お茶の人気が大きく偏るような結果にはなりませんでしたが、①そのぎ茶に貼ってあるシールの密度すごくないですか?!
用意していたパネルの枠では足りなくなり、枠外にもシールが溢れかえってしまいました。嬉しい誤算です!

そのぎ茶アンバサダー初級講座

イベント期間中は「そのぎ茶アンバサダー初級講座」を開講いたしました。
今回は38名の方に受講いただき、①そのぎ茶は日本一のお茶 ②そのぎ茶=蒸し製玉緑茶 ③海の見える茶畑でつくられている というそのぎ茶を他産地のお茶とは差別化して印象に残すための講座内容としました。また、講座後半では美味しいそのぎ茶の淹れ方として、急須での淹れ方も体験していただきましたが、水出し茶の淹れ方では、そのぎ茶の大きな特徴でもある抽出時間の速さ水色(すいしょく)の美しさなどを肌で体験していただきました。

講師の方は過去にそのぎ茶アンバサダーを受講したことのある受講生の方で、今回は講師となっていただき新たな受講生に講座を行いました。どんどんそのぎ茶の知識や魅力を伝える人を増やし、その方を通して枝分かれ状に特徴・魅力が伝わっていくことが本講座の目的でもありますので、今回講師していただいたそのぎ茶アンバサダーの方を中心にさらに福岡での「そのぎ茶の輪」を広げていきたいと思います。

また今回のイベントは九州大学日本茶同好会の方にもご協力いただき、当日の運営を行いました。
長崎から来た我々よりも福岡事情に詳しい大学生。それぞれが思うそのぎ茶の魅力をそれぞれの創意工夫で発信していただいたことにとても嬉しい気持ちです。ありがとうございました!

これからは福岡県でもそのぎ茶を多くの人の手に取っていただき、美味しさを発信できる機会を作りたく、現在計画中のイベントもありますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです!

文 :東彼杵町産業振興課 藤川 空
写真:東彼杵町地域おこし協力隊 田中すみれ

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